“芯もインクもない” “半永久的に使用できる” とんでもなく進化した鉛筆が出てきたのだと思いました。 でも、よく調べてみると、鉛筆のルーツから着想を得て 作られたものなのだそう。 これぞ、まさに「故きを温ね新しきを知る」な一品。 その昔、鉛筆が発明される前のお話。 中世の学者たちは細い線を描写するために「銀筆」という鉄の棒を使っていたそうです。 「beta pen」は、その銀筆のペン先部分を金属に変えた鉛筆。 紙に少量の金属合金が移動することで筆跡となるという原理です。(ちなみに原理としては鉛筆と同じ) 合金なので鉛筆のように手でこすられてページが汚れるなんて心配は無用。 またインクとは違うので、乾くまで待つなんてことも不要。 さらに、使って減る合金の量はごく僅かなため、詰め替えや交換の必要なく半永久的に使えるという、 なんとも非の打ち所のないパーフェクトペン・・・!! ちなみに「銀筆」は、巨匠ダ・ヴィンチもモナリザの下絵を描くときに使っていたと言われています。 あのダ・ヴィンチと同じものを使っていると思うと、感慨深いものを感じます。 いつの日にか、自分にもダ・ヴィンチみたいな名作が描ける日くることを夢見て、 このbeta penを使っていこうと思います。使えなくなるまでに、描けたらいいなぁ・・・。