aabink のすべての投稿

庫の店長(見習い)のぶにゃが

2016年5月に、弊社オフィスに併設の雑貨店、庫(kho)にやってきた、猫(スコティッシュフォールド)の「のぶにゃが」。
すっかりご近所さんの人気ものになりました。猫がいることでの、地域の人とのふれあい、仕事を邪魔される一面も、スタッフ間の話題が尽きない楽しい店長です。

インスタグラムでもファンが急増。@nobunyaga2016

実は雑誌や、情報サイトの取材も。

●TIMEOUT TOKYO パブリックキャットシリーズ 東京の店で働く看板猫たち 第40回 https://www.timeout.jp/tokyo/ja/things-to-do/publiccat

●猫ねこ部 [看板猫] 地域の人に愛される「入船のプリンスう」のぶにゃがくん~庫 -kho- https://nekonekobu.jp/meet-mascot-nobunyaga/

●読売オンライン 大手小町 八丁堀の看板猫「のぶにゃがの野望」は天下取り? https://otekomachi.yomiuri.co.jp/comfort/20190816-OKT8T169045/

●商業界 オンライン [第13回] 中央区 庫 -kho- 雑貨店店長(見習い)はアイドルの素質あり http://shogyokai.jp/articles/-/1742

猫がいるというだけで、人々の交流や、のぶにゃがのさまざまな感情表現を日々見ていて、こんな表情豊かだということに気づかされる毎日です。


その六 プラチナ万年筆「PRESS MAN」

2015年は、日本でのシャープペン生誕100周年だったそうです。(職業柄やっぱり周年は気になる) 学生時代からお世話になったシャーペン。 振ると芯がでてくるシャーペンを見たときは、 感動したなぁ。買いに走ったなぁ。無駄に振ったなぁ。 最近では、常に芯が尖り続けるシャーペンや折れないように芯を守るシャーペンなんてものも登場するなど、 シャーペンも日進月歩しているようです。 社会人になったばかりの頃は、スタイリッシュにボールペン派を気取っていましたが、 企画の仕事をやるようになって、シャーペン派に返り咲きました。受験生時代の感覚が戻るんでしょうか。 シャーペンで紙に書いて考える、これが一番じっくり考えられる気がします。 思えば大学生の頃から、長らくSTAEDTLERのシャーペンを愛用していたのですが(こちらもオススメ)、 そろそろ新調したいなと思い、庫-kho-を物色・・・。そんな中、見つけたのが、この「プレスマン」でした。 「プレスマン」は、多くの文字を素早く書かなければならない速記士や記者といった”書物のプロ”たちのために 開発されたシャープペンで、1978年の発売以降、40年ちかく売れ続けているロングセラー商品。 鉛筆と変わらない書き味、重量、使い心地を維持しながら、折れにくく、何度もカチカチ芯を出さなくてもいい ように0.9mm芯のオリジナルロング芯を使用するなど、こだわりの詰まった一品です。 ちなみに、プレスマンを使い始めてから、かれこれ一ヶ月以上が経ちますが、まだ一度も芯は折れていません! 床に落としても無問題!すごいぞ、プレスマン! もちろん、書き味も抜群です。おかげで企画書も、ネタもコピーもホイホイ書けるようになりました! 作業効率も大幅にアップ!!やっぱりすごいぞ、プレスマン・・・! と言いたいところですが、そんなうまい話はなかったです・・・まじめに仕事しよう。

その伍 サンスケ

三角スケール・・・略して“サンスケ”。 図面を引くとき、読むとき、なくてはならない必需品。 知らない人にとっては、三角形のかたちをした ただの定規?と思われるでしょうが、 これは「縮尺定規」といって、一面の両側に2種の縮尺率の目盛りが入っており、これ一つで全6種類の寸法が 測れるという優れモノです。 ・・・と知ったかぶりをして書いていますが、 かく言う私も今の仕事を始めるまでサンスケの存在すら知りませんでした。 新人の頃、打ち合わせ中に図面を見ながらサンスケを当てている先輩の姿を見て、 見よう見まねで普通の定規を当てていたところ、「ただの定規やないか!」とツッコまれ、 「何が違うの?!」と思ったのも、今となっては懐かしい思い出です。 最近では、イベント制作より企画の仕事がメインとなったので、以前よりサンスケを使う機会は 減ってしまいましたが、サンスケを持っているとイベント業界の人間に仲間入りできたような気がして、 今でも大事に愛用しています。 弊社の親会社であるAABに新入社員が入社すると「サンスケ持ってないなんてありえない!」と言って、 当店(庫-kho-)で販売しているサンスケの購入を促すという、姑息な販促活動をしている私です。

その四 beta pen

“芯もインクもない” “半永久的に使用できる” とんでもなく進化した鉛筆が出てきたのだと思いました。 でも、よく調べてみると、鉛筆のルーツから着想を得て 作られたものなのだそう。 これぞ、まさに「故きを温ね新しきを知る」な一品。 その昔、鉛筆が発明される前のお話。 中世の学者たちは細い線を描写するために「銀筆」という鉄の棒を使っていたそうです。 「beta pen」は、その銀筆のペン先部分を金属に変えた鉛筆。 紙に少量の金属合金が移動することで筆跡となるという原理です。(ちなみに原理としては鉛筆と同じ) 合金なので鉛筆のように手でこすられてページが汚れるなんて心配は無用。 またインクとは違うので、乾くまで待つなんてことも不要。 さらに、使って減る合金の量はごく僅かなため、詰め替えや交換の必要なく半永久的に使えるという、 なんとも非の打ち所のないパーフェクトペン・・・!! ちなみに「銀筆」は、巨匠ダ・ヴィンチもモナリザの下絵を描くときに使っていたと言われています。 あのダ・ヴィンチと同じものを使っていると思うと、感慨深いものを感じます。 いつの日にか、自分にもダ・ヴィンチみたいな名作が描ける日くることを夢見て、 このbeta penを使っていこうと思います。使えなくなるまでに、描けたらいいなぁ・・・。

その参 チェコのセントロペン

特に、デザインが秀逸でないのに、 でも、気になるものってあったりする。 特に見た目がそんなにタイプじゃないのに、 気になる人・・に似ている。 セントロペンは、チェコの老舗文具メーカー。 そっけないデザイン、でも外国製らしい、 妙に白っぽいボディにロゴだけ。 2週間フタを忘れても渇きづらいというペンらしい。 水性ペンなのに!これまで、どれだけ、フタを忘れてペンを無駄にしてきたことか。 しかも、チェコ製という、少しのマニアックさ。 近年、東欧雑貨が少し注目されている。 東欧雑貨とは、ドイツ(旧東ドイツDDR)、チェコ、ハンガリーなどのものを指すことが多く、先進的というよりは、どこか懐かしく温かみのあるものが多い。 質実剛健だが、色遣いやロゴなどが、どこかレトロな雰囲気を出している。 個人的には、企画書に修正入れる色は、スタンダードにやはり赤が良い。 赤字、校正!トル、イキ・・・。 今はお客さんとのやり取りの中ではデータ上での修正が多い。 しかし、自身の書類チェックは、プリントアウト→赤の水性ペン。 もっぱらプリントアウトして書く。原始的。 PCスキルの高い人は、赤ペンなど必要ないのかもしれない。 データでそのまま直せばいいのだが、紙に出して、書きたいのである。 書いていると、何か思いつく・・ていうわけでもないが、何だか再構築されるというか納得する。 そんなアナログ人間には、少しのレトロ感とスタイリッシュすぎない普通のペンが、しっくりくる。  

その弐 フエキのり

フエキのりである。 子どもの頃の工作では、お世話になった。 誰でも使ったことがある、のりである。 フエキのりを見ると、幼稚園のイベントごとに使う折り紙の輪っかを連想する。 当時、チューブタイプのものは、チューブの入口が、乾燥し、カピカピになり、のりがでなくなることもしばしば。 大人になってのりを使うシーンは、郵便を出すときくらいである。 しかも今は、便利なスティックのりに変化している。このなんとも幼稚園スタイルのパッケージにひかれたのだがフエキのりって、なんでフエキなんだろうと調べてみた。 この会社は明治に創業されたらしい。 フエキのりの歴史というところに由来があった 「不易糊」は、中国の荀子の【萬世不能易也】 (永遠に変わることなし)に因んで命名されました。 いつまでも腐らず不変の品質を誇るという意味を込めています。 深い。 荀子を調べたら、紀元前の中国の儒教の人である。 もっと深い。 いつまでも腐らず不変の品質を誇る。 不易とは、変わらないさま。 人間、腐らない。そうありたいものである。 そして変わらない品質。 それはすごく辛抱のいる、厳しい努力なのだと思う。

その壱 ツバメノート

日本のクラシックノートの代名詞。 昔ながらの大学ノートと呼ばれる定番中の定番。 そこはかとない王道感、こだわりを感じる名品。 仕事上、日本産品を海外に・・といった企画などにふれることがあるが、ツバメノートは、純国産、メイド・イン・ジャパンのど真ん中。大本命といった感じがする。 この日本品質は、海外に出しても絶対にひけをとらないと思う。 ツバメノートファンは各界にも多く、国内のクリエイターや映画監督、フランスの著名セレクトショップにも採用され、パリのファッションブランドもお気に入りのノートなんだそう。 昭和22年から変わらないデザイン、紙は白すぎず、書き味もなめらか。中性紙フールス紙と呼ばれるこの紙は万年筆などで書いても裏写りなどしない。適度に書いている感を感じられ、すべりすぎない。昔鉛筆と万年筆が主流だった時代から、その品質にこだわり続けている。さらに、おしゃれな洋ノートより価格も良心的。 ツバメノートについてもっと知りたくなり、色々調べていると、ノートに引かれている罫線にも深いこだわりが隠されているということを知った。 現在、生産されている一般的なノートの殆どの罫線は、オフセット印刷。一方、ツバメの罫線は「罫引き」と言われるもので、製本される前の紙に何本のペンがついた機械でザーと線を引いて作られているそう。(驚愕。) ペンがついた機械で線を引いている・・というのがなんともアナログで、素敵である。 さらに、この罫線をあえて水性インクにし、万年筆などの水性インクで書いても、罫線の上でインクをはじかないようにしているのだそう。 水性ペンなどで書くと、線の上でインクがはじくやつがあるが・・流石、ツバメノートさん、そこまでこだわっているらしい。 今なお、浅草の工場で印刷され製本されているようで、それらを紹介されているウェブページを見ると、レトロ&活版な雰囲気がたまらない空間。 どことない温かみを感じる製品。それでいて徹底的なこだわりと自信が見える。 ツバメノートの裏表紙には、「1万年以上永久保存が続く中性紙フールス紙」と書かれている。 1万年・・。品質への自信の表れである。 最近はコラボものや限定デザインなども発売されていたりして、注目度の高さがうかがえる。 個数がまとまればオリジナルノートの発注も請けてくれるそう。 こうなったら、自社オリジナルの一生分のツバメノートを発注するか? でも、1万年後まで残るかもしれないノートに、次代に残したいほど素晴らしいことを書ける自信は・・ない。